インターネットカジノ運営への投資名目で金を集めたとして、警視庁生活経済課は
２日までに、出資法違反（預かり金の禁止）容疑で、投資会社「アムルジャパン」
の元代表、阪上孝仁容疑者（５８）＝京都市右京区嵯峨野開町＝を逮捕した。
同課によると、容疑を認めている。１６年前の事件だが、海外に滞在していたため
時効が停止していた。
逮捕容疑は１９９８年６月～９９年９月、岐阜県郡上市の当時４８歳だった
自営業男性ら４人に「カリブ海の島国で展開中のインターネットカジノに出資すれば
３年間で２２５パーセントの利益が還元される」などと持ち掛け、現金計１６５６万円を集めた疑い。
同課によるとアムル社は９５～２０００年、同様の手口などで全国から計約４８億８０００万円を
集めていた。大半が海外送金されたが、実際に事業が行われていたかは確認できないという。（2015/12/02-13:13）
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120200439